イノハラ担のなきにしもあらず

2020年の目標は現場の記録。

V6の解散発表を受けて

2021/3/12 16:00、V6が解散を発表しました。



井ノ原担になって今年の8月で15年。



小6からファンになって、小、中、高、大、社会人....と私の人生にはずっとV6がいて、思い出と一緒にV6の音楽があって、V6を通じて色んな人と出逢ったり仲良くなったり色んな"初めての経験"をしたり、V6が私の人生をすごく豊かにしてくれました。



最近改めて「箱推しとは?」を考えていて、私は好きになった当時から「井ノ原快彦」にかなり大きく傾いていたなと思うし、文字に起こしてみるとやっぱりそういう思考がかなり出ている気がします。



センシティブな話題だから自分なりに使う言葉に気をつけたつもりではあるけど、そもそも自担に偏りがある思考なので、中には不快にさせてしまうようなことを書いているかもしれません。



大前提として「6人のV6」が大好きであることに変わりはないし、永遠に大切にしていくけど、解散発表を受けて"今"の気持ちを残しておこうと思ったので、あんまりまとまりが無いですがザッと書き留めておこうと思います。(6500字!いつもより短め)





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解散を知る

私がV6の解散を知ったのは、母からのLINEでした。

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最初に感じたのは返信した通り、
(はーーーーー、ついにこの時が来てしまった…)という感情。




一旦思考停止した後、とりあえずソースは?解散の理由は?kwsk(死語)となったので急いでTwitterのトレンド欄を開き、情報を確認。※普通にネット検索しないところ、ツイ廃の所作


そこで「V6解散。森田剛ジャニーズ事務所退所」の文字を見て、「あぁ~~~~~~~~~~~~なるほど…(理解)」と悟りました。



芝居に力を入れたい剛くんの言動をきっかけに、6人で話し合って、6人で出した答え。

正直なところ、想定の範囲内で安心した。剛くんの独立、全然意外じゃなかったし解る気がしたし、なんなら26年、V6を守り続けてくれてありがとうだよ...



そして、11/1のデビュー日をもって解散。

(平和に、綺麗に終わることができて良かったなぁ)





母からのLINEの後、色んな界隈のヲタクの友人たちからも「大丈夫?」「生きてる?」と安否確認のLINEをもらい、みんなの優しさを感じました。みんな本当にありがとう。


あえて気を遣って連絡しないでくれた友人もいるんじゃないかなと思っているので、V6の解散発表で私のことを心配してくれた全ての知人の皆さんも本当にありがとうの気持ちです。


会社でも階段ですれ違った社員に「V6解散って見たけど..大丈夫?」「気を確かに持ってね..」と優しく声をかけてもらって。


もうなんか、本当にみんな優しいな!!!!!!!!!


こんなに人から心配されたのは多分人生で初めてです(笑)嫌なことを言ってきたり知人の発言に傷つけられるみたいなことが全く無くて、むしろ気を遣ってくれていることをすごく感じて、みんな優しいなぁ恵まれてるなぁとかそういうことを感じたりしてました。私に1秒でも想いを馳せてくれたみんな、本当にありがとう。私は元気です。



解散を受け入れられた理由

おそらくザッとTLを見ていても、私は割と、自分でも想像していたより冷静で受け入れていた感じがあって、その理由は主に3つあると思っています。


1.他グループの解散・休止を経験してきたこと
2.綺麗な終わり方であること
3.結局「井ノ原快彦」と「トニセン」が好きだということ





1.他グループの解散・休止を経験してきたこと

正直これはめちゃくちゃでかい。


私の中で、2016/8/14のSMAP解散報道の衝撃が今でも忘れられません。



あの頃はデビュー組の解散なんて信じられなかった時代で、"ジャニーズアイドルは絶対に永遠"に続くものだと信じて疑わなかったんだよね、少なくとも私は。


もうその時に、"絶対"なんて無いなぁって思ったし、いつ自分の好きな人たちが終わりを迎えても後悔ないヲタク活動をしよう、ってめちゃめちゃ思ったし。好きなグループが存在し続けてることって、当たり前じゃないよなっていう。


それでもたきつやTOKIOや嵐の活動って、ガチヲタとかではなく茶の間ファンみたいなところがあったからこそ覚悟できてない部分があって急な喪失感があって寂しくなって、毎回報道後にグループのCDとかDVDとか、なにかしらの円盤を買ったりして改めて想いを馳せたりして。


多分(他のグループの解散や休止がこんなにつらいんだから、自担のグループが解散や休止になったら私どうなるんだろう?)ってこわくて、だから余計に覚悟して生きてたからこそ、今回のことを受け入れることができたのかもしれないなと思っています。





2.綺麗な終わり方であること

本人たちからFC動画で、"前向きな決断"として「解散」を選んだことを説明してもらって、デビュー日に活動を終了するって、すっごく綺麗な終わり方だなって思って。


現役で活動してる内、ファンはもちろん、世間にも惜しまれながら活動を終えるって正直理想的だなとさえ思うし。


今はそう思えるだけなのかもしれないけど、私は、いつか終わりがくるくらいなら、惜しまれながら、輝いたまんま、かっこいいV6で終われたらいいなと思ってて、だからやっぱりこうやって終われることに安心してしまったなあ。めちゃめちゃかっこいいじゃんか....V6....



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去年したツイート。私はこの終わり方が「6人にとってもファンにとってもなるべく多数の人がハッピーである未来」だと感じています。





3.結局「井ノ原快彦」と「トニセン」が好きだということ

私はV6というグループが大好きだけど、その前に、V6にシンメがいない「井ノ原快彦」という1人の人間が好きだから、少し冷静でいられるのかもしれません。



"V6の終わり"を意識して覚悟して生きてる中で、(たとえV6が終わってしまったとしても、たとえ井ノ原くんが退所してジャニーズじゃなくなったとしても、井ノ原くんはアーティストとして歌い続けてほしいな)と思っていて、なんとなく、きっとそうあってくれるんじゃないかなって思わせてくれるところが心の支えになっています。


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あともう一つ大きいのがトニセンの存在。


2017年にTTTを始めたとき、"V6"とは別に、長く続けれるフィールドを作ってくれたのがすごく嬉しかったのを憶えてる、激しく踊るわけではない"舞台"だから、50歳を超えても全然続けられる世界だし、でも芝居だけじゃなくてトニセンやV6の曲を歌ったりもするし。


2019年にはディナーショーもやって、"ダンスグループのV6"とはまた別の形で歌い続けることを選ぼうとしてくれるトニセンの活動が、私は本当に嬉しかったんだよね。


トニセンのラジオ「ネクジェネ」も今年の4月で25年の長寿番組になっていて、V6がどうなってもトニセンはこのまま活動を続けるんだろうなって思っていたから、公式発表できちんと「20th Centuryは存続」って書いてあって、やっぱりなあ、良かったなあって。



わりとV6の解散を冷静に受け入れられているのは、全てを失うわけではないなと思えるからなのかもしれません。




ほか、色々思ったこと

・奇跡のグループ「V6」

他のジャニーズも近年色んな選択をしてグループ活動を見つめ直している風潮がある中、V6は"ダンスグループ"だし、そこを考えると有限だろうなと思ってて。(もちろん、20周年の坂本くんの挨拶を聞いて、30周年、40周年を期待する気持ちもあったよ。もしかしたら、と思わせてくれて、夢を見させてくれてありがとう。)


私は"ダンスグループ"のV6のファンになったわけではないから、たとえV6が踊らなくなって、「君が思い出す僕は君を愛しているだろうか」を歌うときくらいその場から動かなくたって良いからそれでも、6人で歌い続けてほしいなって思っていたし、もしかしたらV担の中ではダンスを重視していない少数派なのかもしれません。


だけど6人は"ダンスグループ"であることを大事にしていて、それをV6の個性としていたから、もし踊れなくなったとしたらその時がV6の終わりだろうなっていう気持ちもあって。最近脚を悪くしている坂本くんの姿を見て、少しそういう部分でV6の活動が終わることも過ぎったわけで。



やっぱり色んな意味で、結成からメンバーが変わらず現役でダンスグループとして25年以上アイドル活動を続けているって本当に本当に奇跡的なことなんだなぁってひしひしと感じるというか。20周年辺りから「奇跡」ってすごく言われてきたような気がするけど、改めてV6って「奇跡」だなぁと思います。




・相方と喋っていて思ったこと

涙もろい私が、解散発表を見てから涙を流さないまま家に着いて、FC動画見てちょっとだけ泣いた後、相方と電話しまして。


声聞いたら泣けてきたって言われて、なんかそこで私もめちゃめちゃ泣けてきて、二人でめちゃめちゃ泣いて、なんか解散について「寂しいな」ってやっと少し実感が沸いた瞬間だったな。


V6を通じて出逢ったヲタ友がいて、20周年イヤーは私のヲタク人生の中でも本当に本当に青春だったから、もうこの先V6のツアーという現場でみんなと会えることが無くなってしまうって、寂しいよね。寂しいなぁ。




あと、一人でいるときに考えなかったことの1つが、FC動画で坂本くんが言ってた「大きな決断をするなら今」ということについてで。


剛くんは環境を変えたかったんだろうねって。確かに40過ぎて新しいことを始めるってなかなかできないことだよなと思ったり、自分も社会人になって色んなことやって、たまには「これを突き詰めてやってみたいな」って思ったり、今後の自分のキャリアとして転職するなら早めにしないとなとか、普通にOLの私だって考えるし。


カウコンでエイトより下だけが出演する今のジャニーズを考えると、上の世代の活動の在り方とか、今後のキャリアとかってそりゃ考えてもおかしくないよなとか。本職がアイドルって、この先どうやって生き残っていくかって、身体の問題もあるしやっぱりどうしても難しいところが出てくるよなとか。


やっぱりジャニーズも状況が変わりつつあるから、そういう決断をするのも理解できるなぁって思うなどしました。




最後に

3/12の夜は、ちょっとお高いイチゴムースケーキを買って食べて、帰ってきてから夜まで喋ってたから夜ご飯を食べずに寝たので今3/13の昼ですがめちゃめちゃお腹が空いています。(なんの話)


一晩経ったけど、テレビのWSは見る気にならなくてテレビはつけてないし、まずは自分の純粋な気持ちを書き残しておきたかったからTLもあまりじっくり見ていません。ザッとTL見ると、みんなこう、当たり前だけど寂しい気持ちでいて、ちょっと自分が既に前向きな気持ちでいるツイートをするのも気が引けるかななんて思ったりもして、一旦こうやって、はてブロにバァ〜ッと書いています。



正直、トニセンは残るけどカミセンはV6と共に解散となるわけだし、個人的にはアイドルとしての剛くんが好きな森田担と、剛くんのシンメで"悲しいほどにアイドルな三宅"担と、健ちゃん本人のことが結構心配だったりしています。余計なお世話かもしれないけどね..。



もう少しV6の存在する世界を過ごしていたかったけど、十分幸せをもらってきたなぁと思うし、V6の今までの作品は今後も残り続けるし。なにより今のV6にはそれぞれのやりたいことをやって、とにかく6人が幸せに生きていて欲しいなと常に思っているので。


6人が健康でいてほしいし、6人が活躍する場所が変わってもまた6人で集まって笑い合って欲しいなと思うし、本人たちが決めたことだから、そうすることで6人が幸せに思う選択をしているはずだし。きっと今まで個人の活動にも力を入れてきた6人だから、グループが無くなってもそれぞれが末永く活躍していくと思っているので、もうね〜〜〜〜〜なんというか、


6人が幸せならそれが一番良い!!!!!!!!!!(まあ、だからこそ、健ちゃんは歌って踊る場所が無くなってしまうことについて前向きな気持ちで受け入れられているんだろうかとか、やっぱり心配になってしまう)(それでも相変わらずファンのことを想ってにこ健で寄り添ってくれるの、なんかもうほんと、三宅健に支えられているV担って数え切れない程いるよなぁ)




そしてさっき3/13のイノなきを見たけど、FC動画、相方との電話に続き三度目の涙でした。



井ノ原くんが結婚発表したときのこと思い出す。ユーモアを交えつつ、これからも変わらないよって言い続けてくれる井ノ原くんの優しさが、何年経っても変わらなくて本当に大好きです。こういうときこそ"いつも通り"なの、本当に強くて安心するし、本当に変わらずにいてくれたから説得力がある。V6という形はなくなってしまっても、6人の関係性や今まで築き上げてきたものは"変わらない"だろうなと思わせてくれるよなあ〜〜 はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜好きだ........





私の今時点の気持ちとしては、今年は去年の25周年イヤーよりも盛大に色んな雑誌やテレビで取り上げてもらえるのではと期待しているし、アルバムもツアーもめちゃめちゃ楽しみだし(コロナで開催自体も怪しくて恐怖だしチケット取れるかも恐怖だけど)、それでも想像してたよりは、自分でもびっくりするくらい前向きな気持ちです。





これからたくさん感謝を示す機会があるだろうなということが有り難いし、新曲いっぱい買うし、「26年間お疲れ様でした、ありがとう」っていっぱい感謝を伝える年にしたいなと思っています。



あと約8ヶ月、V6が最後まで怪我なく、やりたいこと全てやり切って無事に走り切れますように!!!!!!!







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